1976年、昭和51年2月(31歳)の時、Uターンして屋久島へ。仕事の目途もない中、思わぬところで屋久杉と出合い、考える間もなく川に流木の端切れを拾いに行き、研いだりしながらの日々。すぐに香りの良さ、杢目の美しさ、それにも増して千年単位の二千年、三千年に思いを馳せながら関わることにより、一つの作品ができることにやりがいを感じ、(試行錯誤)しながら夢中の中、声なる声が存在することに気付き、示される方向に従い、単に純に関わることで、屋久杉の良さが表に出てくる作品になればと心掛けております。
始めて4,5年の頃[お前50年関わってみて振り返ってみれば面白いぞ]という声なる声。それ以来50年をふまえることが目標となり、今日に至り42年です。この間42年間のコレクション数は約2,000にのぼります。
今後も単に純に単々と、半世紀に精進して参ります。
すべてが自分のコレクションしたいとの思いで一つ一つの作品に素直に関わりたいと思っております。
屋久杉は藩政時代に切り出され、山中に取り残された形が今日屋久杉工芸の材料として(土埋木)使われております。
幾多の年月を経ても、その美しい土木や木質、色や香の魅力を失うことなく、手に取る人の感動を呼ぶ材質を有しております。
当社は充分なる期間自然乾燥を施し、ヒビ割れ等をおこすことのないよう、いつまでも鑑賞に堪えうる製品を心がけて参ります。
素朴な内にもなにか自然の力を秘めた作品であるように願って製作しております。
身近に置いて使用したり、棚に置いてお部屋の装飾品として、また、手に取ってさわることにより幾百、幾千年の歳月を経た屋久杉の命を知り、心和むものを感じ取っていただければ幸いです。
当社製品に万一制作上の不始末が生じました際には、責任を持ってお取り替えさせていただきます。
その他お気づきの点がございましたら直接制作元にお越しくださいますようにお願い申し上 げます。
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